20代のうちに入った方がよい保険、入ってはいけない保険

保険

20代のうちに入った方がよい保険

がん保険

がんの治療には厚生労働省が認めた「先進医療」や今話題の免疫療法・遺伝子療法・ワクチン療法などの「自由診療」扱いになる優れた治療が多くあります。
しかしそれらは健康保険の3割負担にならず10割負担なので、「先進医療」である陽子線治療であれば200万円以上、「自由診療」のワクチン療法は150万円以上かかります。
さまざまな治療の選択肢を提示されたとき貯金がないからと諦めず保険でカバーできるからと受けたい治療を受けられるようにしておくと安心です。

就業不能保険

働けなくなった時の保障は健康保険の「傷病手当金」があり、病気やケガで働けなくなった場合給料の3分の2が1年6ヶ月支給されるものです。
これは国民健康保険にはありませんので、フリーランスの方は「働けなくなった時」の保障は手厚くしておくとよいでしょう。

1年6ヶ月以上働けない場合は、障害年金を請求することになりますが認定を受けるまでにかなりの時間を要します。
3から7ヶ月程度、振込みまでには決定(裁定)がでてから2ヶ月程度かかるようです。
1年以上かかってしまうケースもあり、申請手続きのお仕事現場にいらっしゃる現場の方からも裁定までにかなり日数がかかるというお話を聞いています。
自分が不測の事態で働けなくなった時をイメージして、必要であれば就業不能保険を準備しておくとよいでしょう。

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稲村 優貴子

ファイナンシャルプランナー(CFP?)、心理カウンセラー、ジュニア野菜ソムリエ 大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポ...

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