アラサー女子のサブスク貧乏実体験!まさかの年間30万円超え出費

アラサー女子のサブスク貧乏実体験!まさかの年間30万円超え出費
マネーケア

「サブスクを利用しながら充実した時間をゲット」「サブスクでトレンドを取り入れて婚活のために自分磨き」そんなキラキラした生活を送っていたはずが、いつのまにかサブスク貧乏に?アラサー女子2人がうっかり陥ってしまった「サブスク貧乏」体験をご紹介します。彼女たちの失敗談から回避法を探っていきましょう。

【事例1】仕事盛りのかおりさんが陥ったサブスク貧乏

時短とトレンド感ある暮らしを叶えるためにサブスクを活用している、かおりさんの事例をご紹介します。

かおりさんとサブスク

お菓子メーカーに営業職として勤務しながら一人暮らしをしているかおりさんは29歳。残業が多く、イベントなどがあると休日出勤もあるため、買い物にいく時間が少ないことが悩みです。自分で購入品を選ぶ時間が惜しいこともあり、ネットで選定・契約が完結し、話題の商品やサービスを継続利用できる手軽なサブスクで身の回りの必需品をそろえています。

利用中のサブスクはコンテンツから家電までさまざま!

かおりさんが利用しているサブスクは6種類。それがこちらです。

<かおりさんが利用中のサブスク>

  • メガネ
  • 漫画
  • 音楽
  • チーズケーキ
  • 家電

メガネのサブスクでは、視力の変化やトレンドにあわせてメガネの交換ができるサービスです。漫画や本、音楽のサブスクはかおりさんにとって寝る前や自由時間の楽しみ。チーズケーキは話題のお店の商品が毎月冷凍で届きます。

家電のサブスクは、最新家電でスタイリッシュな暮らしをしたいという願いを叶えるために契約しました。小型ロボット掃除機や、高性能ドライヤー、美顔器などをレンタル中です。

サブスク貧乏の全貌

サブスクで買い物の時短を叶え、トレンドも手に入れているかおりさん。しかし、サブスク貧乏の波が押し寄せます…。その実態とは…?

気づいたら出費がなかなかの額に

かおりさんの出費は、気づけば毎月2万円以上、年間にして約25万円となっていました。メガネのサブスクは月額3,000円ほど、漫画・本・音楽のサブスクはそれぞれ月額1,000円、チーズケーキのサブスクは月額約4,000円です。家電は美容家電のレンタル費用がかさみ、月々約12,000円。無視できない金額になりつつあります。

サブスクの取捨選択ができていないことが問題

かおりさんの問題点は、必要ないサブスクまで契約しているところです。たとえば、メガネのサブスクは気に入ったフレームに交換可能とはいえ、検眼やフィッティングに足を運ぶ時間がなく最初に借りたメガネを使い続けています。本のサブスクは読む時間がなく、ほとんどノータッチです。

さらに、チーズケーキは1人で消費するには量が多く、冷凍庫にストックが貯まっている状態です。家電についても、長い期間借りて使い続けているので、購入したほうが費用を低くおさえられます。

仕事が忙しく解約が手間

かおりさんがズルズルとサブスクを現状維持している理由は、仕事が忙しくて解約が手間だから。さらに、メガネのサブスクは3年契約だったので、期間終了まで解約できないそうです。家電サブスクについては、契約解除すると家電の返品配送費用が自費になること、新たに必要家電を買いに行く時間と費用が必要なこともネックとなっています。

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kimmy

美容、コスメが好きな2児のママです。 営業職、秘書の経験あり。保有資格は高等学校教諭一種免許状(体育)、秘書検定2級、ファイナンシャルプランナー3級など。 ...

プロフィール

監修者: 千見寺 拓実

株式会社インヴァランス 1994年生まれ。静岡大学卒業。2017年に株式会社インヴァランスに入社。 2級ファイナンシャルプランニング技能士

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