厚切りジェイソンが語る投資・資産運用に大切なことを学んだ感想

投資や資産運用を始めたいけれど、何から始めたら良いのか分からない、という声は少なくありません。そんなときにおすすめなのが、「新時代のWhy？マネーリテラシー講座」です。

今回は3部構成の最後の章、投資や資産運用について約30分にまとまっている「第3章【投資・資産運用編】」を受講した感想を紹介していきます！

新時代のWhy？マネーリテラシーとは

今回私が受講したのは、大人の学びをサポートする講座をオンライン上で展開する「gacco（ガッコ）」にて開講中の「新時代のWhy？マネーリテラシー」です。
講師を担当しているのは、お笑い芸人・IT企業の経営者・投資家としても活動する厚切りジェイソンさん。

厚切りジェイソンさんの投資に関する考え方を以前テレビ番組で見たことがあり、気になっていたことが受講のきっかけとなりました。
なおgaccoは、大学教授をはじめ、一流講師陣による本格的な講義が無料で受けられるサービスです。

第3章【投資・資産運用編】はどんな講座？

全3章で構成されている「新時代のWhy？マネーリテラシー」講座。
第1章【金融教育編】では日米のマネーリテラシーの違いについて、第2章【稼ぐ力編】ではどんな時代でも価値のある人材について語られています。

そして、第3章【投資・資産運用編】は、厚切りジェイソンさんが考える投資と資産運用のエッセンスがたっぷりとつまった講座です。
約30分間、さまざまな角度から投資や資産運用について学べました。

【投資・資産運用編】で学んだ5つのこと

ここからは、第3章を受講して筆者が学んだことを5つお伝えしていきます。

1．貯金と投資はバランスが大切

投資をしようと思ったときに、貯金とのバランスに悩むという人も多いとの質問に対して、厚切りジェイソンさんは「生活費の2年分を貯金し、それ以外は投資に回している」と回答。加えて、投資費用を捻出するにはまず支出を抑えることも大切と語っています。

正直、普段生活をしていく中で支出を事細かに把握しているか、というと強くうなずけない筆者は、この考えがまず印象的でした。
投資を計画的に進める上では、こうしたバランスを考えていくことも大切なのですね。

2．投資は「期間」を味方につける

厚切りジェイソンさんが考える投資の味方は、「期間」なのだといいます。長く同じ銘柄に毎月積み立てを行うことで、リスク管理しながら投資を進めていると語っていました。

投資というと「とにかくリスクがあるのではないか」と感じてしまう人も少なくありませんが、自分に合った投資方法を見つけることができればリスクはある程度管理できるのだ、ということが分かる内容でした。

3．お金の勉強は「人」を中心にしても面白い

どのようにお金の勉強をするのか、という質問に対し、ウォーレン・バフェットさんの話を提示した厚切りジェイソンさん。勉強として同氏が公開している「株主への手紙」を読んでいるのだとか。

投資というと、その仕組みや概要的なところばかりに目が向いていた筆者にとって、この勉強法はまさに目からうろこでした。
厚切りジェイソンさんのように、お金の勉強を「人」を中心にして学んでみても面白そうですよね。

4．日米2つの視点が日本をより理解するポイント

講座では、日本とアメリカがよく比較されており、2つの視点を知ることで日本への理解も深められます。
たとえば日本株と米国株、それぞれのマイホーム事情、ローンについてなど…。中でも面白かったのが、なぜ米国株に投資するのかという話です。

とくに、資本主義大国であるアメリカに生まれた厚切りジェイソンさんだからこそ感じる、米国株の優位性についての考え方がとても興味深い！
銘柄選びに迷っている方や米国株について知りたい方にぜひ見ていただきたいなと思います。

5．投資に大切なことは…実践あるのみ！

「新時代のWhy？マネーリテラシー」は、とくに20代・30代の若者に向けて話をされていましたが、第3章で何度も厚切りジェイソンさんが繰り返していたのが「やれ！」という言葉。とにかく投資は実践あるのみ、行動あるのみだと話していました。

人生100年時代といわれ、年金受給年齢が引き上げられるなど、老後の生活を真剣に考える必要性は年々高まっています。
少額からでもスタートできる投資も増えているため、ある程度の知識を得たら行動に移すことも大切だと感じさせてくれました。