今後も段階的な増税が!たばこやお酒離れで税金はどうなる?

マネーケア

たばこ税、酒税の税収は減少している

2018年7月に健康増進法の一部を改正する法律(健康増進法)が成立し、2020年4月1日より全面施行が決定しました。これにより、カフェをはじめとした飲食店から喫煙スペースが姿を消すなど、世の中の禁煙に対する意識がより一層強くなっており、喫煙者の数は大幅な減少を続けています。

出典:JT「喫煙者率」

お酒に関しても、ビールより酒税が低く安価に入手できる発泡酒や第三のビールといったビール系飲料の登場により、消費者のビール離れが進んでいます。
この影響からか、もともと消費量の多かったビールに代わり、発泡酒や第三のビールの消費が進むことで、発泡酒が登場した1994年(平成6年)を境に酒税の税収は減少が進みました。

出典:財務省「酒類の課税数量と課税額の推移」

「税収の減少により、増税になる?!」

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小野 みゆき

中高年女性のお金のホームドクター 社会保険労務士・CFP・1級DCプランナー・年金マスター・1級ファイナンシャル・プランニング技能士 企業で労務、健康・厚生...

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