小銭貯金を継続させる3つのコツとは? おもしろ貯金法5選も紹介

貯金・家計

小銭貯金を継続させるコツ3:おもしろ貯金法を実践する

ひと味違う「500円玉貯金」

500円玉貯金なら聞いたことがあるという人が多いかもしれません。
しかし、今回提案するのはひと味違う「500円玉貯金」です。
方法は簡単。1日の終わりに財布の中に500円玉が入っていたら、必ず貯金するというもの。500円玉が難しかったら50円玉や100円玉でもOK。
1日に500円貯められれば、1か月で1万5,000円、1年で18万円が貯まります。

「カレンダーの数字貯金」

例えば、1月1日の場合は11円。1月31日の場合は131円のように、月と日を組み合わせた金額を貯金する方法が「カレンダーの数字貯金」です。
この方法で1年間貯めた場合、18万758円貯まります。

「歩数貯金」

1日5,000歩を歩いたら500円貯金する、1日1万歩を歩いたら1,000円貯金すると決めて行う小銭貯金です。
5,000歩を歩いてない場合は、貯金しないといった具合です。健康と連動した良い貯金法だと思います。

「つもり貯金」

デザートを食べたつもり、洋服を買ったつもり、電車に乗ったつもり、タクシーに乗ったつもり、自動販売機でジュースを買ったつもりで貯金するといった感じです。
一駅分歩いたので、電車賃分を貯金するといった方法は健康にも良いですね。歩数貯金との相性が良いのもオススメの一つです。

お釣り貯金

380円の商品を1,000円札で購入した場合、お釣りは620円です。そのお釣りを専用の小銭入れや封筒などに入れておき、帰宅したら貯金箱へ入れる方法がおつり貯金です。
1,000円札ではなく、500円玉でもOK。この場合、120円を貯金することになります。
1,000円札も500円玉も難しければ、100円玉4枚で支払うとしてもOK。この場合は20円を貯金するという具合です。
おつり貯金は、貯金アプリでもできます。先ほど紹介したfinbeeやしらたまを活用するのも手です。

小銭浪費を減らそう

セミナーやマネー相談に来られるお客様の中にも多いのが、意識しないで使っている小さなお金の支出。1回の金額は少なく小銭でも、チリも積もれば山となり、大きな支出になります。

代表格は「ラテマネー」と言われる『カフェ代』です。週に1回などルールを決めていくならいいものの、1日1回か2回だったり、週に何度も行っていたりすると、月に1万円〜2万円は支出していることになります。
1年では12万円〜24万円です。侮れないお金ですよね。
キャッシュレスな世の中ですので、コンビニのちょこちょこ買いや、自動販売機のちょこちょこ買いも要注意です。

せっかく小銭貯金をするのですから、小銭浪費は減らしたいものです。

まとめ

毎日続けたくなるしくみ作りや無理のない金額の設定が鍵です。
今回はご紹介しませんでしたが、おもしろ貯金箱を使うというのもアリだと思います。
100円玉以下の「小銭貯金」をやってみる、健康を意識しつつ貯金する「歩数貯金」、電車・バス・タクシーに乗ったつもりの「つもり貯金」など自分に合ったものを選んでやってみてください。

頼藤 太希

(株)Money&You代表取締役/マネーコンサルタント 中央大学客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。...

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