お金が貯まらないのはどうして?生活を見直してお金との付き合い方を考えましょう

貯金・家計

心の中では「貯金をしよう!」と思っているのに、なぜかいつもお金が貯まらない、そんな自分に嫌気がさすことはありませんか?
どうしてお金が貯まらないのか、貯金をするためには生活のどんなところを見直していけばよいのか、自分の生活を振り返って考えてみましょう。

貯金の目的を明確にしましょう

貯金をしたい、という思いに具体的な目標はありますか?ただなんとなくお金を貯めたいと思っているだけでは、実行に移すことができません。
まずは、具体的に貯金の目的を決めましょう。将来が不安だから、いつか結婚したいからなどという曖昧なものではなく、海外旅行に行くとか一人暮らしをするなど、具体的にイメージできるものがよいでしょう。
このとき、目標の金額と、いつまでに貯めるかという期限も一緒に決めることが大切です。目標を明確にして、モチベーションを高めることが大切ですので、自分の楽しめること、自分への投資につながるようなことを考えてみましょう。

無駄にお金を使っていることに気が付きましょう

目標を決めたら、日々の出費を見直していきましょう。
まずは、自分のお金の使い方に意識を向けて、その無駄に気が付くことが必要です。
たとえば、「ポイント2倍!」「タイムセール中」などのお得な言葉につい買い物の手を伸ばすことはありませんか?お得感に惑わされて、たいして必要でもないものを買っていることがあれば、それはやめましょう。
また、毎朝出社前にコーヒーを飲んでいたり、ペットボトルの飲み物を買っていたり、ということも積み重ねると大きな出費です。このとき大切なのは、「本当に必要なのか」という意識を持つことです。本当に必要かどうか、という基準で買い物をすることが、買い物習慣を改める重要なポイントになり、長い目でみると節約につながります。

クレジットカードの使い方を考えましょう

就職をすると同時にクレジットカードを持つ方も多いのではないでしょうか。現金の持ち合わせがないときにも買い物ができたり、高い割合でポイントが付いたりと、便利でお得に使うことができるものです。
しかし、便利であるがゆえに、気が付きにくい浪費のポイントがあります。それが金利手数料です。クレジットで一括払いを選択すれば手数料はかかりません。しかし、高額な買い物をするときなどに、分割払いやリボ払いを選んだ場合は手数料が発生します。また、クレジットカードにキャッシングの機能をつけている場合、キャッシングを利用すると、返済額には金利分がプラスされています。
手軽に利用できるので意識しづらいところですが、自分の契約内容をきちんと確認することが大切です。クレジットカードやキャッシングは「お金を借りて返す仕組み」であることを肝に銘じましょう。

お金の貯まる制度を利用しましょう

自分のお金の使い方に意識を向けることができるようになっても、収入の中から貯金のためのお金を残して使うことは難しいものです。お金を残すのではなく、先に貯めてしまうことで無理なく貯金をしましょう。
勤務先に財形貯蓄の制度があるかたは、給料から天引きしてお金を貯めることができます。手元に振り込まれる金額は貯蓄額を差し引いた額になりますので、節約を意識しなくても気が付けばお金が貯まっていることになります。
勤務先に財形貯蓄の制度がなかったり、自営業だったりする場合には自動積立定期を利用しましょう。銀行に申し込みをすることで、毎月指定した金額を、普通預金から定期預金に積み立ててくれる制度です。
自分で貯めることが苦手な人はぜひ利用したい制度です。

お金との付き合い方を考えることが第一歩です

貯金をする第一歩は、自分が何のためにお金を使うのか、何のために貯めるのか、ということをしっかりと考えることです。自分の生活や、ライフプランを見つめながらお金を貯めていくことができるとよいですね。

moneliy編集部

マネリーは「マネー・投資に興味ある女性のための情報メディア」をコンセプトに「働く女性に、未来への投資を提案・サポートする」というミッションのもと、貯金、投資...

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