旅行保険には入るべき?旅行先でケガをしたときの対処方法や補償内容について解説!
旅行はただでさえお金がかかるので旅行保険に入るべきかどうか、正直迷ってしまいますよね。ですが、旅行先で思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではありませんし、ケガをする可能性もあります。国内ならまだしも、海外旅行中にケガをしたときはどうすればいいかわからず、困ってしまう人もいるかと思います。
今回は、旅行先でケガをしてしまったときの対処法を見ながら、旅行保険の必要性や補償内容、注意点について解説します。
国内旅行先でケガをした場合の対処方法とは?
国内旅行先でケガをしたときは、どのように対処すればいいのでしょうか。そのまま近くの病院に行けばいいのか、それとも別にするべきことがあるのか、わからない人もいるでしょう。まずは、国内旅行でケガをしてしまったときの対処法を見ていきましょう。
ケガをしてしまった場合
かすり傷程度なら、その場で手当をするだけで問題ありませんが、ケガの度合いによっては病院に行く必要があります。
また、転んだり体のどこかを強打したりした場合は、そのときは意外と痛みや違和感がないことがあります。そのため「大丈夫だろう」と判断してしまいがちですが、場合によっては後で痛みや違和感などが出てくる可能性もあります。
命に関わらないとは言い切れないため、少しでもおかしいと思ったら、近くにある病院で診てもらうようにしましょう。
保険証を持っていなかった場合は?
保険証を持っている場合は、通常通り病院で診てもらえます。問題は、保険証を持っていない場合です。保険証がなければ、健康保険に加入していることを証明できないため、医療費は全額自己負担になってしまいます。
ただし、後日保険証を見せることで返金してもらえることがあります。旅行から帰ってきたら、まず健康保険組合に「療養費支給申請書」という書類を提出しましょう。このとき、受診した医療機関の診療明細書と領収書の原本が必要になるため、忘れずに保管しておきましょう。
修学旅行などの際に、保険証のコピーを学校に提出することがありますよね。「それなら、旅行のときも保険証はコピーでOKなのでは?」と思うかもしれませんが、原則的に通常の個人旅行の場合は、保険証のコピーは認められません。コピーを持っていても保険証の役割は果たしてくれないので注意しましょう。
ただし、緊急性が高い場合は病院によってコピーの保険証でも対応して診察してくれる場合もありますが、この場合も後に原本の提出は必要となります。