バレンタイン投資って知ってる?みんなやってる身近な投資

投資商品

もうすぐバレンタインの季節です。今年は、誰に贈ろうかとワクワクしている人も多いのではないでしょうか。
今回は、バレンタイン投資について、わかりやすく解説します。

バレンタインを投資と考えると?

投資とは、将来の利益を見込んでお金や力をつぎ込むことです。
投資をバレンタインデーに関連付けると、バレンタインデーに贈るプレゼントでお返し(リターン)を求めると言い換えることができますね。
面白いことに、贈る相手によってリターンの具合が違います。

(投資金額については、楽天インサイト株式会社が、20 ~60代の男女1000人を対象に、2019年1月4~5日の間に行った調査を参考にさせていただきました。倍率は筆者の体験などを参考にしました。)

義理チョコ 職場の同僚や男友達へ

日ごろお世話になっている男性にプレゼントということも多いのではないでしょうか。相手に気を使わせないプレゼントにすることにも配慮しましょう。
投資額は、500~2000円が相場です。
ホワイトデーのお返しは、投資額の2~5倍と高リターンのことが多く、損がない投資といえます。

本命チョコ 配偶者や恋人へ

絶対に外せないのが本命チョコです。
平均的な投資額は、1000~3000円です。
ホワイトデーのお返しは、投資額の2倍前後と高いリターンが期待できます。

友チョコ 女性の友人へ

女性同士の場合、プレゼントを贈ること自体に価値があるようです。
平均的な投資額は500~2000円です。
ホワイトデーでは同等のお返しが一般的で、センスの良いものが期待できます。

家族へ

配偶者以外の家族への平均的な投資額は500~2000円です。
家族からもらうバレンタインデーのプレゼントは、インパクトが小さいためか、ホワイトデーのお返しを忘れられることも多いようです。家族からのリターンは、期待薄でしょう。

ほかにもある、身近な投資

バレンタインデーのチョコレート以外にも、身近な投資としては次のようなものもあります。

宝くじ

1等や2等が当たれば、少なくとも10倍の高リターンですが、当たる確率を考えると投資額の方が多くなるのが一般的です。
しかし、投資しなければ高リターンも狙えません。高リスク高リターンの好む人に合った投資といえます。

筋力トレーニング(=筋トレ)

特別なアスリートでない限り、高校生くらいまでが筋肉量のピークです。
日常生活を送るうえで筋肉は必要です。現代では、生活が便利になり、筋肉をつける機会が減っています。努力しなければ筋力は低下する一方であるのは、まぎれもない事実です。
筋トレを投資とリターンに関連付けると、トレーニングや食事などの投資で、良質な筋肉というリターンを手に入れると言えます。
筋トレは、すぐに結果がついてくるものではなく、数年後、数十年後の長いスパンで行う投資といえます。

投資はリターンがすべて?

バレンタインデーにプレゼントをするのは、ホワイトデーのリターンだけが目的ではなく、感謝を伝えるチャンスにしてしまいしょう 。日ごろの気持ちをメッセージに込めてみてはいかがでしょうか?
バレンタインデーにプレゼントだけでなく感謝の気持ちをもらえば、もらった方は、仕事のパフォーマンスが上がるでしょうし、友達や家族との仲もよりよいものになると思います。そこには、笑顔とエネルギーが生まれます。

まとめ

「ありがとう」の言葉こそ、最高のリターンだと思います。そこには、値段がつけられない価値があり、心を満たしてくれます。
今回のバレンタインデーは、感謝の言葉を添えた、大人な贈りものをしてみてはいかがでしょうか?

山田 香織

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、産業カウンセラー。 FP歴9年。会計事務所で11年間、経営・税務相談業務を経験した後、FP事務所を開業。 個人から...

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