貯金ゼロから貯蓄体質に!浪費家友人の貯金成功体験談

貯金・家計

封筒貯金術で半年後に50万円の貯金成功!

銀行員へ勤める友人が、貯金初心者である浪費家な友人Aにおすすめしたのが、封筒を使った貯金術です。

まずは入るお金と出ていくお金の把握から

封筒を使った貯金をスタートする前に、まずは入ってくるお金と出ていくお金を把握することから始めるように伝えた銀行員の友人。いくら入ってきて、毎月何にいくら必要なのかを知らないと、封筒へお金を振り分けることもできません。

友人Aは、毎月入ってくるお給料の額は大体把握していたものの、毎月必ず出ていくお金については把握できていないようでした。必要なお金を先に取っておくと、口座内に残っているお金の動くスピードがグッとゆっくりになります。

また、口座からちょこちょこお金を引き出す機会も減るため、無駄遣いを減らすきっかけにもなります。“口座に残っているお金をいくら残せるか”という個人的なイベントも設定していたようで、友人Aの貯金生活はスタートダッシュをかけることができました。

毎月必要なお金を費目ごとに封筒で管理

携帯料金や定期代など必ず出ていくお金プラス、貯金分を先に封筒に分けて置いておくことで、友人Aの浪費体質を貯蓄体質へシフトしようとした銀行員の友人。ATMで管理するよりも簡単かつ、残額が目に見えてわかるため、貯金初心者の友人Aも続けやすかったようです。

最初に封筒を用意する時点で、毎月出ていくお金としてATMから引き出さなければいけない金額がわかるため、やりくりもしやすくなります。漠然と“出費を減らさないといけない…”と考えていても、貯金初心者はどこから手をつければいいのかわかりません。

費目別に封筒で管理すれば、“この費目については努力次第で節約できそうだな”と予測が立てられるようになるので、貯蓄体質へシフトする上で効果の高い方法だと言えます。

貯金分は別口座へ先取り

貯金分として先取りしたお金は、お給料が入ってくる口座ではない“貯蓄専用”の口座に移動させ、貯金分の管理をスタートさせた友人A。いくつか口座を持っている人は、使っていない口座をそのまま貯蓄口座として利用することができます。

貯蓄専用口座は、貯蓄分のお金を貯めるためだけの口座なので、自分の意志が揺らがない限り残高が減ることはありません。入金のたびに記帳すれば貯金額が増えていくのを目で見て確認できるので、貯金のやりがいにもつながったそう。

一つの物事について、一度やり始めたら長く集中して取り組めるタイプだった友人Aは、見事半年ほどで貯金50万円を達成しました。貯金とは縁遠かった自分でも貯金ができると実感し、今もしっかりと貯金を続けているそうです。

浪費家から、貯蓄体質へ

浪費家から、貯蓄体質へと見ごと変貌を遂げた友人A。お金がないことが当たり前になってしまうと、“貯金がなくてもやっていける”という恐ろしい錯覚に陥ってしまう可能性もあります。

思い立ったが吉日という言葉あるように、貯金に関しても“今”と思ったときから始めるのがおすすめ。貯金がないことに少しでも不安を感じている人は、友人Aのような方法で貯金を始めてみてはいかがでしょうか?

文:川西まあさ
監修者:ファイナンシャルプランナー歴5年 北野小百合

川西まあさ

フィットネスインストラクターや保険の法人営業などを経て、ライターとして活動中。 今まで経験したきたことをもとに、みなさんの”知りたい!”にこたえられる記事を...

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