つみたてNISA運用の実践をサポートしてくれる!Z世代のマネー学はもう読んだ?
社会人になって効率よくお金を増やしいくために、つみたてNISAを始める方が増えています。この記事では、マネリーで連載されている「Z世代のマネー学」から学んだ知識をもとに、つみたてNISAを実践する筆者の体験談を紹介しています。Z世代に限らず、投資を始めたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
筆者の資産運用について
筆者は1990年生まれのいわゆる「ゆとり世代」です。大学卒業後は中学校教員として働き、出産後はwebライターとして収入を得ています。まずは投資状況や、つみたてNISAを始めるきっかけとなった部分を紹介していきましょう。
筆者の投資の現状について
2022年7月から、筆者はつみたてNISAを始めました。銘柄は「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」で、毎月3万3,333円を積み立てています。つみたてNISAは年間限度額が40万円なので、1月あたりの限度額は40÷12で3万3,333円です。
そもそも投資を始めたきっかけは、昔から両親が投資信託をしており、「つみたてNISAは税制優遇も受けられるのだから、早く始めなさい」と言われたことです。ですが、皆さんと同じように「投資って怖い」「損をするのではないか」と不安なイメージもあり、なかなか踏み出せませんでした。そんな折に、両親から生前贈与を受け取り、ちゃんと投資を始めていかなければと思うようになりました。
Z世代のマネー学に出会ったきっかけ
両親が投資経験者とはいえ、筆者自身は全くの素人なので、一から自分で勉強しければなりません。金融系の記事を読み漁っていたところ、出会ったのがマネリーの「Z世代のマネー学」です。Z世代とは1990年代半ばから2010年代の間に生まれた世代を指す言葉。社会人になって数年経ち、お金の運用に悩んでいる世代でしょう。
筆者はZ世代ではありませんが、投資初心者である点は変わりません。むしろ、基礎の基礎から学び直せる点に魅力を感じ、記事を読み始めました。
投資の目的
投資をする1番の目的は、子供の教育資金を貯めるためです。筆者が中学校教員をしていた頃、金銭的な理由で私学高校への進学を諦めるケースを多く目にしてきました。高校卒業後、自分と同じように大学へ進学するのであれば、多額な入学金や仕送り費などがかかることもあるでしょう。
奨学金制度はありますが、返還義務があるものが多く、負担は軽いものではありません。お金がないことで、将来の選択肢は減ってしまいがちです。将来、我が子が希望する道に進めるように、必要な資金を貯めていくことが親の使命だと思っています。
投資をする金融機関は自分にメリットのあるところを
投資を始めるうえで、まず悩んだのが金融機関です。銀行や対面型の金融機関は銘柄数も少なく、セールスを受ける可能性があるので、有力候補ではありませんでした。残るはネット証券会社です。SBI証券、楽天証券、松井証券などいろいろな会社があり、それぞれの特徴を見比べる必要があります。そこで参考になったのは、次の記事でした。
「【Z世代のマネー学】一般NISAとつみたてNISA、徹底攻略」
同記事では、つみたてNISA用の金融機関を決めるときのポイントや、おすすめの金融機関が5つ紹介されています。特に参考になったのは、5社の特徴が表にまとめられている点です。「取り扱い本数」「最低積立金額」「保有特典」など気になる項目ごとにまとめられています。
取り扱い本数を見れば、SBI証券と楽天証券は170本程度(2021年4月時点/2022年9月時点では180本程度まで増加)と豊富です。イオン銀行やろうきん(労働金庫)は取り扱い本数が少なく信託報酬も高いので、選択肢から外れます。ここで楽天証券とSBI証券、マネックス証券の3択に絞られました。
積立頻度が毎日・毎週・毎月の3パターンが選べるのはSBI証券だけです。また信託報酬は楽天証券よりも0.003%とわずかに低いのも魅力に感じました。マネックス証券も同じく信託報酬が低いのは強みですが、取り扱い本数の少なさがネックです。
楽天証券は2社と比べてわずかに信託報酬が高いものの、土日もコールセンターが利用できる点、楽天ポイントが保有特典になる点が魅力でした。筆者は楽天のクレジットカードを所有し、ネットショッピングもほとんど楽天市場で行います。重たくてかさばるオムツは楽天市場のセール時を狙い、購入するのが日常です。普段の生活スタイルから、楽天証券で開設し、楽天ポイントを貯めるほうが筆者にはメリットが大きいと判断しました。