ピンチ!5人家族で食費は月2桁…1桁に向けた節約晩ご飯生活を開始!
毎月の支出を整え始めた筆者は、電力会社や通信費などを見直し、固定費削減に成功。ついに、変動費である「食費」に目を向けることにしました。
筆者を含め家族は5人、何も考えずに買い物していると食費は膨らんでいくばかり…。気づけば2桁いくことが当たり前になっていました。
今回は、一週間の買い出し内容と晩ご飯のメニューを見直します。振り返りから来月以降に向けた改善点も考察しているため、ぜひみなさんの家計と照らし合わせながら読んでみてくださいね。
▼家族構成
筆者夫婦(夫50代、筆者30代)と子供3人(10歳・9歳・3歳)
現時点での食費は月12万ほど!内訳を振り返り
現時点での食費を把握していないと、そもそも見直すことができません。
そこで、間近一カ月のおおまかな食費の金額と、どの部分にお金がかかっているのかを洗いだすことにしました。
買い出しは週に2回、一週間で2.5万円の予算
筆者は仕事のあとや合間に買い出しに出ることが多く、食材の買い出しは大体週に2回。あとは足りなくなったものを都度買い足すのが日常でした。
作り置きおかずを使うのが苦手な筆者は、作り置きや買い貯めをするより必要なものを必要な量買うようにしています。
そのため、食材が安い日や安いお店に行くことはまずまずないうえに、使う金額は、1回の買い出しで1万円、都度の買い出しで5千円ほど。
1週間で2.5万円、月で約10万円を食費として振り分けていました。
今回は、この金額より下げることを目標に頑張っていきます!
食費の内訳を4つに分類!大部分を占める晩ご飯に注目
我が家の食費内の内訳は、朝ご飯、昼ご飯、晩ご飯、おやつの4つに分類できます。
このうち昼ご飯は、子どもや夫は学校や仕事先で済ますため、ほとんどかかりません(給食費は別項目の費用として計上)。
朝ご飯は、パンやご飯に軽いおかず、たまにフルーツなどを出しますが、朝は食べる量が少ないため、そこまで食費の負担になっていないと思いました。
そして、子どもがいる筆者の家庭でなかなか削りにくいのが、おやつの項目です。
しかし、普段は学校や保育園に行っているため、今のところ休日や、学校から帰ってからの小腹満たし程度の量でまかなえているため、ここも大きな負担ではないと考えました。
ここまでを振り返って気づいたのは、食費の中で大部分を占めているのは晩ご飯だということ。
そこで、晩ご飯の買い出し内容を記録して反省と改善をしていきました。
一週間の買い出しは1回!内容と金額を大公開!
ここからは、筆者が実際に節約に取り組むべく、一週間の買い出し内容をご紹介します。
月曜日は、最初の買い出しに出かけました(買い出し内容には、晩ご飯の材料だけでなく朝ごはんの材料なども含まれています)。
この日は、業務スーパーで主に冷凍食品を購入。野菜は、先週購入していた残りがたくさんあったため控えめに。使えそうなものだけ追加しました。
金額の合計は6,782円で、内訳は以下の通りです。
画像:筆者撮影
冷凍のお肉や野菜はコスパが良い印象です。
また我が家では、「oisix(オイシックス)」による食配を利用しているため、そちらも週に一度届きます。金額の内訳は以下の通りです。
画像:筆者撮影
オイシックスでは、定番商品から毎回3品選べるサブスクを利用しているため、牛乳や卵は0円でカウントされています。
サービス利用料が月1,408円のため、1回あたり約350円ほどの利用料と考えるとお得です。今回は、サブスク利用料1回当たりを含め5,498円でした。
買い出しに出る回数が増えると食費がかさむと思った筆者は、まず一度のみの買い出しと、オイシックスの利用でやりくりしてみることにしました。今回は、この2つを足した金額12,280円内で1週間をやりくりしてみようと思います。
一週間の晩ご飯の内容公開!目標金額は達成なるか!?
先ほどの買い出し食材を元に一週間過ごしてみました。晩ご飯の内容を紹介します。
【月曜日】オイシックスのキットプラス、残りものでヘルシーに
画像:筆者撮影
届いたオイシックスのキットと餃子プラス、サラダと余り野菜の味噌汁、筍の土佐煮を作りました(味噌汁以外のおかずは家族分大皿盛り)。筍はいただきものを使用しているのと、余り野菜を使うことでボリュームはありながら、食費を抑えることができました。
家族5人分で2,500円程度の晩ご飯です。一人当たり500円と、ワンコイン内で納めることに成功!
【火曜日】冷凍食品とレトルトで時短と彩りが叶う
画像:筆者撮影
この日は、子どもの習い事の送迎でご飯を作る時間が少ないため、時短で作れる料理が必要でした。そのため、レトルトのソースを使ったパスタに、冷凍食品を副菜に使用。家族5人分で900円程度の内容です。一人当たり180円と、かなり安くできました。
【水曜日】子どもが大好きな唐揚げは大量生産がポイント
画像:筆者撮影
水曜日は、冷凍の鶏肉を2/3唐揚げにしたものがメインです。トマトとアボカドは、先週購入していた残りで胡麻マヨ和えにし、味噌汁はインスタントでトータル3品作りました。唐揚げはこの日に全部食べ切らず、半量は翌日の晩ご飯にアレンジ料理として使います。2日分まとめて揚げておくことで、時短にも繋がります。
水曜日の晩ご飯の食費は、5人分で1,100円程度。一人当たり220円と、こちらもかなり予算を抑えられました。
【木曜日】余った唐揚げを丼ぶりにリメイク!一度で二度おいしいメニュー
画像:筆者撮影
木曜日は、前日の唐揚げを焼肉のたれと混ぜ、唐揚げ丼にアレンジしました。ブリと先週の残り野菜を生姜煮にし、冷凍のスナップえんどうを解凍して晩ご飯の完成です。
家族5人分で1,100円程度の晩ご飯になりました。一人当たり220円で大満足の内容です。
【金曜日】餃子なら一品でもホームパーティー気分で満足
画像:筆者撮影
金曜日は、鶏ひき肉を使って餃子を作りました。餃子の中に入れたニラとキャベツは先週購入していたものの残りを使用。
3日続けて鶏肉が続きましたが、餃子にすることで子どもたちも飽きずにたくさん食べられました。次の日が休みということもあり、子どもにも手伝ってもらい作る過程も楽しかったです。
この日は、5人分で1,000円程度の晩ご飯でした。一人当たり200円という低価格でありながら家族みんなで美味しく楽しめるため、自粛期間の昨今では、活躍しそうなメニューだと思います。
【土曜日】家族で週末外食!回転寿司で満腹笑顔に
画像:筆者撮影
土曜日は、回転寿司で外食。我が家の子どもたちは回転寿司が好きで、外食といえば回転寿司の利用頻度が高いです。
この日は5人で食べて、お会計は4,268円でした。一人当たり850円ほどかかりましたが、たまには外食も利用したいと思います。
【日曜日】最終日は冷蔵庫の中身と相談!子どもの大好きなオムライスに
画像:筆者撮影
日曜日の晩ご飯のメニューは、オムライス、余り野菜のコンソメスープ、サラダの3品です。オムライスは子どもの好きなメニューであるため、食卓に並べると大喜びでした。
5人分で600円くらいの晩ご飯メニューとなり、一人当たり120円という低価格で作ることができました。
一週間を終えましたが、食材はまだ残っています。購入した約11,000円に外食費を足した15,000円ほどが、一週間の食費結果です。
今までが2.5万円だったのと比べると、1回外食した分を除いても、だいぶ健闘した結果ではないかと思います。
さて次章では、この結果を踏まえ、今後の課題を考えてみます。