遺族年金とは?妻が受給できる金額や受給資格について徹底解説

年金・社会保険

遺族年金の手続き方法

最後に、遺族年金をもらうための手続き方法について整理しておきましょう。

遺族基礎年金の手続き

まずは、遺族基礎年金を受給するための手続きからです。受給する際は、市役所や年金事務所などで請求書をもらい、必要事項を記入して提出する必要があります。提出先は、住所地の役所の窓口です。

その他の必要書類は、以下のとおりです。

・年金手帳
・戸籍謄本
・世帯全員の住民票の写し
・亡くなった家族の住民票の除票
・請求者の収入が確認できる書類(源泉徴収票や所得証明書など)
・子の収入が確認できる書類(中学生以下は不要)
・亡くなった家族の死亡診断書
・受取先金融機関の通帳など(本人名義であることが必須)

遺族厚生年金の手続き

遺族厚生年金も、請求者が必要事項を記入して請求する必要がありますが、提出先は役所ではなく年金事務所です。必要書類は、遺族基礎年金の場合と同じです。遺族基礎年金とは提出先が異なるため注意してください。

まとめ

何があるかわからない世の中ですから、万一のことを考えて、遺族年金をはじめとした社会保障制度についてはよく知っておきたいところです。

特に遺族厚生年金は、遺族基礎年金よりも妻が受け取るために必要な受給資格や受給額の計算が少し複雑なので、自分はどの遺族年金をいくら受給することができるのか把握しておきましょう。遺族年金制度の概要を理解していれば、もしものことがあっても慌てずに済むはずです。

C・M

ライター歴4年、フリーランスのWEBライター。 恋愛テクニックやノウハウ、さらにデートスポット、飲食店等の店舗紹介をします。

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