あなたは大丈夫?ビジネスで使いがちなNGワード5つ

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「~のほう」は世代によって違和感を与えてしまうかも

「コーヒーのほうをお持ちしました」「書類のほうをおさげします」など、飲食店でのアルバイトを経験した人が使ってしまいがちな「~のほう」という言葉。つけた方が丁寧な響きのように感じる人も多いかもしれませんが、使用には注意が必要です。

そもそも「~のほう」とは、遠まわしに言ったり物事をぼかしたりするときに使います。「コーヒー」や「資料」はぼかす必要がないため、本来は使用する必要がない言葉です。会話において“表現はシンプルに”が基本なので、この場合の「~のほう」は省くのが正解。

使用することで、世代によっては違和感を与えてしまうこともあるので、ビジネスの場では使わないようにしましょう。
参考:キャリアパーク!ビジネス

社外の人に「○○はお休みをいただいております」は違和感あり

社外の人に「○○さんはいらっしゃいますか?」と聞かれたときはどのように答えていますか?つい使ってしまいがちな「○○はお休みをいただいております」は、実は敬語としては間違った表現です。

まず、「お休み」というワード。社外の人に伝えるときに、社内の人間の行動に「お」をつけることは適切ではありません。社外の人の前では、社内の人は身内として扱うのがマナーです。この場合は「休み」を使うのが正解。

次に「もらう」の謙譲語である「いただく」というワード。「休み」は「いただく」のではなく「取る」ものという考え方があるため、「いただく」を使うと違和感を抱く人もいるでしょう。この場合は、「休みを取っております」や「不在にしております」を使う方が適しています。
参考:マイナビニュース ワーク&ライフ

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まとめ

ビジネスシーンで避けることができない「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」。シーンによって使い分けなければならないため、苦手と感じている人も少なくありません。しかし、苦手のまま放置していたら、恥ずかしい間違いをし続けてしまう可能性があります。今回取り上げたビジネスシーンで使ってしまいがちなNGワード5つで、もし間違って使っているものがあれば、正解例を参考に正しく使うようにしましょう。

2人の姉弟を育てながらライターをしている海です。 前職は化粧品の営業や営業事務。 わかりやすく、ためになる記事作成を心がけております。

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