幼稚園から大学まで通うと1,000万円もかかるってホント？ 気になる子供の教育費の内訳
「子ども一人にかかる教育費は1,000万円以上」とよく言われています。「えっ、そんなにかかるの!?」とちょっと心配になる方も多いのでは？ 実際のところ、子どもの教育費はどのぐらいかかるのか、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と段階ごとに、かかる費用を確認していきましょう。
幼稚園でかかる教育費
幼稚園で1年間にかかる教育費の平均は、公立222,264円、私立498,008円。
3年間通えば公立およそ66.7万円、私立およそ150万円かかることになります。
私立は公立のおよそ2倍かかりますが、幼稚園については公立の園が少ないため私立に通わせるご家庭が8割以上となっています。
小学校でかかる教育費
小学校で1年間にかかる教育費の平均は、公立321,708円、私立1,535,789円。
6年間で公立およそ193万円、私立およそ921万円かかることになります。
幼稚園、小学校と私立に通った場合、小学校卒業の時点ですでに1,000万円を上回る教育費がかかることに！
中学校でかかる教育費
中学校で1年間にかかる教育費の平均は、公立481,841円、私立1,338,623円。
3年間で公立およそ145万円、私立およそ402万円かかることになります。
高校（全日制）でかかる教育費
全日制の高校に通う場合、1年間にかかる教育費の平均は、公立409,979円、私立995,295円。
3年間で公立およそ123万円、私立およそ299万円かかることになります。
大学でかかる教育費
大学4年間でかかる費用は、国公立大およそ518万円、私立大（文系）およそ690万円、
私立大（理系）およそ812万円となっています。
「一人1,000万円以上」はホントだった！
幼稚園から大学まですべて公立に通ったとしても、平均約1,045万円の教育費がかかることになります。
すべて私立なら約2,200万円に！
やはり「子ども一人にかかる教育費は1,000万円以上」というのは間違いではなさそうですね。
もちろん一度に全額支払うわけではありませんが、
合計でこのぐらいお金がかかるということは、頭に入れておきましょう。
