気になる訪問介護の料金! 全部でいくらかかる?
両親が高齢になってくると気になるのが介護のこと。特に費用面の心配が尽きない、という方も多いのではないでしょうか?いつ必要になってもいいように、早いうちから貯金しておきたいですよね。
今回は訪問介護にかかる料金についてお話します。
介護費用の平均額って?
生命保険文化センターの「平成27年度生命保険に関する全国実態調査<速報版>」によると、1か月あたりの平均額は7.9万円。この金額には公的介護保険サービスの自己負担費用を含んでいます。
またこの金額には、自宅のバリアフリー化などの費用や介護用ベッドの購入金などは含まれていません。参考にしてみてはいかがでしょうか。
引用:公益財団法人 生命保険文化センター「平成27年度生命保険に関する全国実態調査<速報版>」
訪問介護の費用は介護レベルと回数によって変わる
訪問介護にかかる費用は要介護認定のレベルによって大きく変わってきます。要介護認定には程度の軽い「要支援」というカテゴリーと程度の重い「要介護」というカテゴリーがあり、程度が重ければ費用も多く必要です。
また訪問介護を受ける時間や内容によっても大きな差が出てくるので、注意してください。
訪問介護 具体的にはいくらかかるの?
要介護カテゴリーに属する方が自己負担する金額は、食事や排せつなどの身体介護は1回250円から600円ほどが平均的。
買い物や料理、掃除などの生活援助は200円ほど。両方とも時間が長くなれば料金も上がるしくみです。
入浴介護だけという手も
訪問介護には、入浴だけの介助というサービスもあります。「食事などの面倒は見られるけれどお風呂に入れるのは大変」といった時に便利なサービスですね。
費用は要介護カテゴリーの方の自己負担額は1回1,200円ほどです。
24時間安心! 「夜間対応型訪問介護」
より手厚いサポートが必要な場合に活用したいのが、夜間対応型の訪問介護。
定期的な訪問をして排せつの介助や安全の確認、ベッドから落ちてしまった時に介助してくれるといったサービスがあります。1回の費用は300~1,000円ほどです。
いかがでしたか? 地域などによって多少金額が変わってきますが、いざという時のために参考にしてくださいね。