夏のオフィスのエアコン温度。世間はどう感じている?

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夏のオフィスで繰り広げられる「エアコンの温度」に関する問題。暑いと感じる人、寒いと感じる人、それぞれいると思います。世の中のオフィスで働く人はこのエアコンの温度についてどう感じているのでしょうか。ある調査結果を参考に見ていきましょう。

エアコンの28℃設定

今回は、ダイキン工業株式会社が2018年に、働く男女500名を対象におこなった「夏場のオフィスエアコンの設定温度に関する実態調査」を元にご紹介します。
よく耳にするエアコンの推奨温度28℃。そもそも一体どこから来たのでしょうか。
それは環境省から。環境省が推奨している室内温度の目安が28℃となり、そこからオフィスのエアコンの温度が定められたようです。

28℃設定に対してどう思っている?

実際に28℃のオフィスで働いている人は、なんと男性の47.2%、女性の47.9%が「不快」または「どちらかというと不快」と回答をしていました。快適と感じないオフィスでの仕事は、なおさら大変に感じるのではないでしょうか。
ここまで半数の人が不快と感じる理由はどこにあるのでしょうか。
ただ単に設定温度が高く暑いと感じると言う理由もありますが、蒸すからと言う理由も4割以上の人が回答していました。
温度も高く蒸し暑い状態では、むしろ外の環境とあまり変わりがないように感じますね。

毎日暮らす部屋でも

これは毎日暮らす部屋でも同じことが言えます。
一般的に湿度が20%違うと体感温度は4℃変わると言われています。エアコンの電気代や、夜寝ている間のエアコンの付けっ放しが体に負担をかけている方は、設定温度を高めにし除湿機などを用いて、湿度を下げることを意識すると快適な環境に近づくのではないでしょうか。
これからは温度をただ下げるのではなく、湿度にも注目して室内を調節していきましょう。

いかがでしたか

オフィスの28℃設定は温度が高く暑くて不快と感じている人が半数いたことに驚きましたね。ですがその不快に感じる原因として湿度も関係していることがわかりました。
快適な環境にするためには、温度だけでなく湿度にも注意を向けていきましょう。

サイトウ サオリ

2018年から社会人に。 学生時代からライターとしてインターンをしており、マネーケアなどについて学んできた。 若い人からの目線で、投資やお金について見ていく...

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