1度は憧れる!?人事の仕事ってどんな感じなのか聞いてみた!

マネーケア

学生時代に就職活動をしていたとき、対応してくれた人事の人がとてもかっこよく見えた…なんて経験はないでしょうか?
今回は、エネルギー系企業の人事部で働いている筆者知人のYさんに、人事のお仕事について詳しく教えてもらいました!内容は個人の見解となることをご了承ください。

▼プロフィール
・Yさん 31歳 女性
・文系4年制大学を卒業後、エネルギー系企業に就職
・人事部勤務歴9年目

社内外、たくさんの人に出会える人事の仕事

まず、「人事の仕事」と一言で言っても、採用や社員のキャリア形成支援、給与の計算から社内制度の見直しなど、たくさんの仕事があります。Yさんは、その中でも主に、採用活動を担当しているそうです。

採用活動の内容もまた、多岐に渡ります。高卒、大卒の学生から、中途採用、障害者採用まで、採用試験の受験者もさまざま。Yさんはそのときどきの対象に合わせて会社説明会を行い、ときには試験官の補助を務めることもあるそうです。

Yさんに聞いた人事部で必要とされるスキルは、主に以下のようなものがあります。

・コミュニケーション能力
会社を知ってもらい、受験者について知るために、効果的なコミュニケーションが必要です。
・目標達成のために計画する力
説明会や採用試験の内容や日程を社内外と調整し、予定している人数が採用できるよう計画を立てます。
・文章力、プレゼンテーション能力
説明会での資料作りや、参加者にわかりやすく説明する力も必要です。
・記憶力
たくさんの人に出会う採用の仕事では、出会った人の顔や名前を覚える力も必要。Yさんは1度会った人の顔は絶対に忘れないようにしているそうです。

Yさん「仕事を通して、自分よりも年下の学生から、自分よりはるかに経験豊富な方まで、たくさんの人に出会えます。採用活動では主に社外の人にたくさん出会いますが、入社後の社内研修では新人と一緒に各部署を回ったりするので、社内の人脈も広がるんですよ」

採用活動の他に、同じエネルギー系のグループ会社の間で、社員の出向や転籍をするときの手続きも担当しているYさん。異動先の会社と勤務条件の確認を行い、社員が安心して働けるように交渉することもあるそうです。

Yさん「ときには交渉が難航して、社員が望む勤務条件が実現できそうにないときもあります。人事部は、社員を守る番人でもあるんです。社員に成り代わって、粘り強く交渉する力も必要とされます」

「番人」という言葉に、Yさんが仕事にかける熱意が伝わってきました。

採用の時期には土日出勤も。会社の顔として活躍

高校生や大学生の就職活動は、一斉スタートの時期がだいたい決まっていますが、中途採用や障害者採用は、時期を問わず行っている会社もあります。Yさんの会社も年間通して採用活動をしていますが、1番忙しくなるのは、高卒・大卒の新卒採用活動が始まる時期なのだそうです。

Yさん「企業の間で優秀な学生の採用合戦が過熱してしまった過去の背景から、経団連や政府主導で採用試験の解禁日が設けられています。しかし、解禁日前から優秀な学生にアプローチする企業も多く、各社で頭脳戦となっているのが現状です。毎年、学生へのアプローチの方法を模索しています」

普段はデスクワークが多いYさんですが、新卒採用の時期になると出張や外出が増えるそう。より良い人材を確保するため各地を回り、学生の予定に合わせて土日にセミナーやイベントを行うこともあります。

Yさん「学生からは、突拍子もない質問をされることもあります(笑)。何を聞かれても答えられるよう、会社について知識を持っておかないといけません。そして正解を伝えるだけでなく、より魅力的に感じてもらえるよう、言葉選びにも気をつかいます」

まずは、会社の存在を知ってもらうことが第一の目標。次に説明会やセミナーに参加してもらい、最終的に採用試験を経て入社してもらうのがYさんの使命です。

Yさん「人事部というと、人材を『選ぶ側』だと思われることがよくありますが、実は、受験生に『選んでもらう側』なんです。学生を取り巻く環境は日々変化しているので、最新の情報を取り入れる努力は必須。ときには、優秀な人材を育てている大学教授に『会いたい!』とメールを送ることもあります。人事って意外と、営業的な側面もあるんです」

会社の魅力を発信し、選ばれる存在になるという点では、人事も営業も共通しているようですね。

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金谷 ひつじ

フルタイムワーママから、ライターに転向。買い物前にSNSで情報収集するのが趣味。 家事も育児も仕事も趣味も、まだまだ欲張りたい2児のママライターです。

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