芸能人逮捕ニュースで気になる保釈金の仕組みとは?

マネーケア

保釈金の一般的な相場とは

事件によって、ある程度の相場があるようです。
芸能人などではなく一般の人であれば、薬物事件では150万~200万円程度、窃盗事件では150万円程度からのようですが、組織的な事件や、数億円もの横領事件ではさらに高額になることも考えられます。交通事故では状況によって150万~300万円程度です。

保釈金は、本人や家族が支払うことが多いようですが、借金をする場合もあります。借金は知人、友人からすることもあるでしょうが、保釈支援協会などの機関から借りることもできます。
ただし、借金をすれば利子が発生し、当たり前のことですが返済をしなければなりません。逮捕前と同様に働くことは難しくなることがほとんどです。見通しをしっかり立ててから、保釈金をどう工面するのか考える必要がありそうです。

まとめ

逮捕、起訴されても、有罪と宣告されるまでは無罪と推定される、「推定無罪」です。
保釈制度は被告人の権利のひとつ。高額な保釈金はセンセーショナルですが、被告人の権利のための制度でもあるのです。

タケイ 啓子

ファイナンシャルプランナー(AFP)。 36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務...

プロフィール

関連記事一覧