老後の貯金はいくら必要?世代別の平均貯蓄額や貯金を増やす方法を解説

老後

老後に向けて貯金を貯めずに、年金を頼りにしている方は多いのではないでしょうか?
現在は少子高齢化により、将来は年金支給額が減少すると考えられています。ゆとりある老後生活を送るためには、老後の資金が必要不可欠です。

今回は老後に必要な貯金額から、世代別に考えたい貯金方法について解説します。

老後生活にはいくらお金が必要?

老後に必要な貯金額を考える前に、まずは老後の生活にかかるお金を把握することが大切です。老後生活にはいくらお金が必要なのでしょうか?
総務省・厚生労働省が発表するデータをもとに解説します。

老後生活にかかる生活費

総務省発表の「2019年度家計調査(二人以上の世帯)」によると、1世帯あたりの平均支出額は、60~69歳で1ヶ月292,533円、70歳以上で1ヶ月241,262円と発表されています。
現在日本人の平均寿命は男性81.4歳、女性87.4歳(厚生労働省「令和元年度簡易生命表」より)となるため、定年後である60歳以降は、あと20~30年分の生活費が必要となります。
上記をもとに60~69歳の1ヶ月の平均支出額から老後にかかる生活費を計算すると、20年でもおよそ7,000万円も必要と考えられます。

老後に向けていくら貯金しておけばいい?

老後生活をすべて年金に頼るのは非常に厳しいといえるでしょう。「平成30年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、国民年金の月額平均受給額は55,809円、厚生年金は145,865円となります。
65歳から受給開始をしたとした場合、20年後の85歳までにもらえる年金額は国民年金でおよそ1,300万円、厚生年金でおよそ3,500万円と、2人の受給額を合わせても1世帯あたりの平均支出額には届きません。

他にも入院費用、介護費用などお金がかかってくることも考慮して、現在では「夫婦2人が老後を楽しむためには3,000万円必要」といわれています。可能な限り、老後に向けた貯蓄額が3,000万円になるよう貯金をしていきましょう。

【世代別】老後に向けた貯金額の目安と貯金方法

老後資金を貯める上では、一度にまとめてお金を稼いだり貯金をしたりするのではなく、計画的にコツコツと貯金をしていくことが大切です。
ここからは、世代別に老後に向けた貯金額の目安と貯金方法をご紹介します。

世代別の平均貯金額

厚生労働省発表の「令和元年度各種世帯の所得等の状況」によると、1世帯あたり平均貯蓄額は以下となります。

29歳以下…179.8万円
30~39歳…530.0万円
40~49歳…650.9万円
50~59歳…1,075.4万円
60~69歳…1,461.7万円
70歳以上…1,233.5万円

このように、20代から定期的な貯金を行い、世代ごとに確実に老後資金を増やしていく方が多いということがわかります。

毎月いくら貯金するのがベスト?

金融広報中央委員会が発表する家計の金融行動に関する世論調査」によると、「年間手取り収入の 8 %程度を貯蓄に回している」という回答が多く、実際に手取りの10%近くを貯金に回している人が多いことがわかります。また、ボーナスや臨時収入については15%を貯蓄に回しているという回答が多い結果となっています。
可能な限り、手取りの10%を目安にして、ボーナスや臨時収入については15%を目安に毎月貯金をするのがベストといえるでしょう。

20代~30代からの貯蓄はコツコツ型で安泰

20代~30代の世代では、まだまだ老後について漠然としていることが多く、今の生活に精一杯となることが多いです。一人暮らしや転勤などで引っ越し費用がかかる上、結婚や出産費用が必要になるケースや、子どもが産まれると同時にマイホーム購入のために頭金が必要など、大きな支出が多い時期です。
20代~30代のうちは、無理せずコツコツ貯めることを意識し、お給料が上がったら多めに貯蓄に充てるなど、徐々に貯金額を増やしていくなど、長期的な貯金スケジュールを立てると良いでしょう。

40代からの貯蓄!節約とローンの見直しも鍵

40代では子どもが中学、高校、大学へと進学する時期となり、学費や入学費用、塾費用などの教育資金の負担がピークに達する時期です。一方、定年まで半分を切る年代となるため、老後に向けた貯金を本格的にスタートさせなければいけない時期でもあります。
出費に備えて投資商品にお金を振りすぎないことを前提に、節約やローンの見直しなどで、生活費を抑えられないか一度振り返ってみましょう。
また、公務員や主婦向けの個人型確定拠出年金などに加入すれば、非課税枠もあり、節税効果も期待できます。

50代からの貯蓄、資金を減らさない工夫を

50代では子どもがいる家庭でも教育資金の負担に終わりが見え、家計に余裕が戻ってくる時期です。具体的な老後生活を見据えて、今まで老後資金を貯めてきた人は、できるだけ資金を減らさないよう努めましょう。
50代でまとまった老後資金を貯めることができていないという人は、収入から貯蓄にお金を回すのはもちろん、家計を節約して貯金できるお金を増やすことに注力しましょう。
再雇用制度で働くか、副業をするかといった第二の人生も、50代のうちに考えておくべきポイントです。

続いて、老後に向けて貯金を増やすコツをご紹介します。

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C・M

ライター歴4年、フリーランスのWEBライター。 恋愛テクニックやノウハウ、さらにデートスポット、飲食店等の店舗紹介をします。

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監修者: 北野 小百合

株式会社インヴァランス 1992年生まれ。法政大学文学部卒業。2015年に株式会社インヴァランスに入社。入社一年目、23歳のときにマンション投資を始める。 ...

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