美容院の予算VS家でのケアと出費 どっちがおトク?

趣味・美容

ありとあらゆるヘアケア製品が発売され、ドラッグストアの売り場にもずらりと並んでいます。美容院に行くと、カット、カラー、パーマ、トリートメントなど施術内容によっても1回の美容院代が高額になるケースもあるでしょう。
家でケアすることでヘアケアの出費はおさえられるのでしょうか。
今回は美容院の予算と家でのケア出費ではどちらがおトクなのかについてお伝えします。

美容院の予算は30代前半では8000~1万円が27%

ミュゼマーケティングによる、全国20~34歳の女性1094人を調査対象とした「ヘアケア」に関するアンケート調査(2018年9月13~20日)では、髪の長さに関わらず美容院に行くペースは「2カ月に1回(34%)」が最も多く、次に「3カ月に1回(30%)」という結果になりました。美容院に通うペースはショート、ミディアム、ロングとヘアスタイル別にみても同じペースとの結果でした。

1回の美容院代は20代前半では「3000~5000円(26%)」が最も多く、20代後半から30代前半では「8000~1万円(27%)」が多い結果となりました。
髪の悩みトップ3は「パサつき(23%)」「枝毛・痛み(21%)」「くせ毛(19%)」で、髪で一番重要なのは「ツヤ(39%)」「潤い(25%)」と考えています。

年齢が上がるにつれて、美容院にかける費用が上がるのがわかります。
日ごろ帽子や日傘で日差しから頭皮を守ることでもヘアの傷みの差は大きいでしょうが、きちんと手入れが行き届いているかどうかによって、印象が大きく変わるといっても過言ではありません。費用をかけても、ヘアケアは大切なことのようです。

家でのケアと出費

家でのケアはどんなことにこだわっているでしょうか。
毎日使うシャンプーやトリートメントに67%が「こだわりがある」と、半数以上の人が回答しました。こだわりのポイントとしては1位「効果(58%)」、2位「香り(20%)」、3位「成分(14%)」とのことでした。

家でのケアでは、髪の悩みに対して効果があるシャンプーやトリートメントを選ぶことで美容院でのヘアケアのみならず自宅での日々のケアを大切にしていることがうかがえます。
シャンプー・トリートメントは72%の人がドラッグストアで購入し、1本あたりの予算は500~1000円が40%と最も多い結果となりました。
家でヘアパックやトリートメントなどのスペシャルケアを半数以上の65%がしていると回答。23%の人は数日に1回し、ヘアケアへの関心の高さがうかがえます。

対美容院でコスパをおさえる方法

美容院代を節約するひとつに、ヘアカラーを自宅でするという人もいます。実際に自宅でヘアカラーをしている友人達に聞くと、価格もリーズナブルで泡タイプものなどがあり、慣れてしまえば自宅で簡単にできるという声もよく耳にします。
塗りムラもなく上手くカラーリングができ、さらに後片付けの手間、薬剤が肌に合うものかどうかも含めて問題がなければ、自宅でのカラーリングはコスパをおさえるひとつの方法です。

また、トリートメントも美容院で月1回するより、自宅でマメにすることでヘアケアにもなりコストもおさえることはできます。「お金」だけのおトクを考えると家でのケアの方がおトクです。
しかしながら、お金がかかってもプロの技術によって仕上がりに満足したい、美容院でヘアケアすることで癒しになる、ストレス解消になるという考えもあります。美容院での時間を大切だということであれば、コスパよりも重要視したいポイントです。

まとめ

加齢とともに、肌だけでなくヘアにも年齢がでやすいため、ヘアケアは一生涯かかる費用ともいえます。出費だけで比べたら自宅ケアの方が断然おトクではありますが、プロの技術力もふまえて検討してみたいものです。

今関 倫子

ファイナンシャルプランナー 外資系保険会社勤務中に、AFP資格取得後、独立系FP事務所に転職。ファイナンシャルプランナーとして活動し、女性を中心に年間のべ2...

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