株価下落! その時できる、初心者が取るべき対策とは

株式投資

対策③いつかおいしくなる日がくるまで待つ 「塩漬け」

塩漬けは、値下がりした株式を損切りするでも買い増すでもなく、そのまま持っていることです。
株式はいくら値下がりしても、売らない限りその損失は確定しません。ですから、いつか再び株価が戻るまで、漬け物をつけるがごとくじっくりと待つのもひとつの手だというわけです。

損失を確定させる損切りは苦しいもの。損失の金額が大きくなればなおさらです。「塩漬けはよくない」といわれがちですが、その苦しみをいったん棚上げするという意味では、選択肢のひとつにしてもいいと思います。また、配当金や株主優待があるならば、株価に関係なく受け取れるので、それを目当てにする考え方もあるでしょう。

しかし、塩漬けをすることで、投資資金を有効活用できなくなるのは事実。他の有望な銘柄が値上がりしていても、そちらを買えないばかりか、さらなる値下がりによって損失が増える可能性があることは覚えておきましょう。

臨機応変に対応することが大切

以上、株価下落時の対策を3つ紹介してきましたが、「どの方法が一番いい」といえるものではありません。どれがベストかは、後からわかることだからです。
一朝一夕には難しいのですが、対策の選択肢を多く持っておき、臨機応変に使いこなせるようになれば一人前の投資家といえるでしょう。

執筆者:ファイナンシャルプランナー(AFP)頼藤 太希

頼藤 太希

(株)Money&You代表取締役/マネーコンサルタント 中央大学客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。...

プロフィール

関連記事一覧