あつ森・カブはまるで簡易版の株取引!株初心者さんの練習に最適

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必ずしもプラスになるわけではない、カブ…奥が深い!


画像:筆者撮影

高値がつく一方で、もちろんリスクも存在します。たくさん購入すると、その分リターンも増えるため利益も出やすいのですが、カブを持ちすぎるデメリットもあるのです。

カブは購入から1週間経つと腐ってしまい、タヌキ商店での対面買取が不可になります。お店の外に置いてある無人の買取ボックスの中に入れることで売ることはできますが、対面での買取よりも価格が安くついてしまうのです。

このように、チェックし忘れたなどの理由で売りどきを逃すと損をすることになってしまいます。大量のカブを購入し大半を売り忘れてしまったときは、大損となることもあるでしょう。カブをたくさん購入していればいるほど、それに比例して売り忘れてしまった際のリスクが増加してしまうため、「毎日のカブ価チェック」を怠らないようにすることが大切です。

あつ森のカブは、株式投資の練習にピッタリ!


画像:筆者撮影

ここまであつ森のカブについて述べてきた中で、どのような点が、株式投資を始めてみたいと思っている初心者さんの練習に向いているのでしょうか?ポイントを見ていきましょう。

遊びながらゲーム感覚で株式投資が学べる

株というと「難しそう」というイメージが先行してしまい、なかなか手を出すことができない方もいると思います。しかしあつ森なら、可愛いキャラクターを操作しながら、株についてざっと知ることができます。価格の変動があることなどを体感するにはピッタリです。

株を始める前のイメトレにピッタリ

株は株価が上がったときに売ることで利益を出しますが、あつ森のカブも同じです。売りどきを見極める練習になりますよ。

また、本体上で友人同士がつながれる「フレンド機能」を使って友人の島に遊びに行き、そちらの「タヌキ商店」でカブを売ることもできます。島によってその日の価格が変わるため、自分の島よりも友人の島のほうがカブの売値が高い場合もあります。

友人に「今日はカブいくら?」と聞いてみたり、実際遊びに行ってみたり…遊びながらコミュニケーションの道具としても使えるところはゲームならではの利点であるかもしれません。

まずはあつ森のカブで株取引を学ぼう

自由気ままな無人島生活が送れるあつ森には、のんびりとしたイメージとは裏腹に、カブという現実世界にリンクした要素があります。実際の株取引が簡潔になっているため、株とはどんなものか、まずイメージを掴みたい人にピッタリです。

「株に興味はあるけれど、実際にやるのはちょっと…」という人は、あつ森のカブから始めてみませんか?

文:nino
監修者:ファイナンシャルプランナー歴5年 北野小百合

nino

加工食品業界新聞や出版社の編集・ライター、サービス業、などを経験し、現在はフリーランスにて、さまざまなジャンルで活動している1男1女を持つママライター。 愛...

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