実は現金派?Z世代のキャッシュレス決済とお金の管理方法を提案!

実は現金派?Z世代のキャッシュレス決済とお金の管理方法を提案!
マネーケア

覚えておきたい!キャッシュレス決済のリスク

1.不正利用・情報漏えい・アカウントの乗っ取り

現金にはないキャッシュレス決済のリスクとして、不正利用や情報漏えい、アカウントの乗っ取りがあります。それぞれのキャッシュレス決済会社で、きちんと情報管理やセキュリティ対策を行っていますが、いまだゼロには至っていません。

キャッシュレス決済で不正利用やアカウントの乗っ取りに合わないためには、自身でセキュリティ性を高めることが不可欠です。IDとパスワードの使いまわしをやめ、不用意にメールに載っているURLにアクセスしないなど、自己防衛が被害防止へのカギを握っています。

2.クレジットカードやスマホの紛失

現金を紛失してももちろん困りますが、クレジットカードやスマホの紛失は現金よりもリスクが高まります。なぜなら、落としたカードやスマホで大金を不正利用されてしまう可能性があるからです。

カードを落としたときは、すぐにカード会社に利用停止し警察に届けましょう。多くのカードに盗難保険がついているので、不正利用された金額は補償してもらえます。ただ、手続きに手間がかかり、返金にも時間がかかるため、現金以上に取り扱いには気をつけるようにしましょう。

同じく、決済可能なスマホを紛失した場合も、まず携帯会社に利用停止を依頼しましょう。そうすれば、スマホ自体が使えなくなるので不正に利用されません。スマホのキャッシュレス決済の中には、スマホの紛失や盗難の際の専用窓口があるものもあります。スマホを落としてもすぐにロックを解除されないよう、スマホのセキュリティ対策は万全にしておきましょう。

Z世代におすすめのキャッシュレスとお金の管理方法

最後に、Z世代におすすめのキャッシュレス決済とお金の管理方法を紹介します。

若者におすすめのキャッシュレス決済活用法

どこでも使える現金に対して、キャッシュレス決済は使えるお店がまだまだ限られているため、自分のライフスタイルに合うキャッシュレス決済を選ぶことが大切です。そうすることで、日常でより便利にキャッシュレス決済を利用できるでしょう。

また、いろいろな種類を使いすぎると自分で管理できなくなり、不正利用されても気づかないなんてことになりかねません。若者はお金の管理に慣れていない人が多いので、利便性と管理の手間を考えて、通学・通勤で利用する交通系ICカード1枚とクレジットカード1枚、スマホ決済1~2種類ほどに収めるのが良いでしょう。

どのキャッシュレス決済を利用するかは、自分がよく行くお店がどのキャッシュレス決済に対応しているか調べてから決めると、使い勝手が良くなります。スマホ決済は、キャッシュレス割り勘のことを考え、仲の良い友だちと合わせるのもひとつの方法です。

お金の管理はアプリがおすすめ!

キャッシュレス決済は、お金が減っているという感覚がなくなりがちなので、家計簿をつけて把握することをおすすめします。紙の家計簿でももちろん良いのですが、家計簿アプリを使うと簡単に収支の把握が可能です。これは、スマホを学生時代から使いこなしている若者にこそ向いている方法といえます。

「マネーフォワード」や「Zaim」などの家計簿アプリは、クレジットカードや銀行と連携でき、自動で収入・支出を追加することが可能。さらに、手打ち機能とレシート撮影機能があるので、現金で利用した金額は自分で簡単に入力ができます。「手書きの家計簿は3日坊主になりがち」という人は、家計簿アプリが簡単手間なしでおすすめです。

安心安全なキャッシュレス決済でもっと便利に

Z世代には、まだまだ広がる余地のあるキャッシュレス決済。セキュリティ対策をきちんとすれば、スマートな支払いやポイント還元などさまざまな恩恵を受けることができます。また、キャッシュレス決済と家計簿アプリの連動を利用すれば、現金よりも楽にお金の管理が可能です。

自分で管理できる数を見極めて、生活が便利になるキャッシュレス決済を上手に選んでいきましょう。

2人の姉弟を育てながらライターをしている海です。 前職は化粧品の営業や営業事務。 わかりやすく、ためになる記事作成を心がけております。

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