一人暮らしは貯めるチャンス!収支を把握して貯金術&無理のない暮らし

一人暮らしは貯めるチャンス!収支を把握して貯金術&無理のない暮らし
マネーケア

一人暮らしをしている女性の皆さんは、毎月の貯蓄はどれくらいできているでしょうか?「把握してない!」「贅沢してないのにカツカツ…」なんて人も少なくないかもしれません。実は、一人暮らしをしているときは、人生の中でも貯蓄をがんばりやすい時期!
今回は、一人暮らしの女性だからこそ工夫できる貯蓄術をチェックしていきましょう。

一人暮らしはどこが有利?実家暮らしや既婚者と比較してわかるメリット

一人暮らしはライフステージの中でも貯金しやすい時期!

先述したように、一人暮らしは人生のライフステージの中でも比較的貯蓄しやすい時期と言われています。というのも、同居人がいる場合、家計管理を完全別口としない限り自分一人の意志ではどうしても把握できない部分が出てきてしまうからです。

つまり、一人暮らしはお金において、自分次第でどうにでもコントロールできる!という点が強み。頑張りがすぐに貯蓄に反映されるという実感も、コツコツと自分だけの力で築きあげていける自由さも魅力です。

結婚すると貯金はパートナー次第にも!ライフイベントでお金もかかる

女性にとってこの先起こりうる大きなライフイベントといえば、結婚や出産、育児などがありますよね。結婚をする場合には結婚式、新婚旅行、引っ越しなど、大きく出費がかさむイベントが短期間で起こることが考えられます。また、出産するとなると産休、育休あるいは退職など、これまで通りの収入が得られなくなる可能性大です。

また、パートナーの考え方によっては思うように家計がコントロールできず、貯蓄へとなかなか繋げられないという不確定要素もあります。パートナーが貯蓄体質の場合もありますが、自分一人で思うように貯蓄を進める…とはいかないと思っておいたほうがよいでしょう。

実家暮らしはお金は貯まりやすいが、貯金術が身につかない

世間一般には、実家暮らしのほうが貯蓄しやすい!というイメージがあります。実家との兼ね合いにもよりますが、家賃が不要で光熱費などがかからないぶん自分自身の好きなことにお金を使える、貯めようと思えば比較的多くの金額を貯蓄に回せる…など、同じ給与でも毎月の金銭的余裕では確かに実家暮らしさんが有利になるでしょう。

しかし、実家暮らしの場合は家計の全体収支が把握しづらくなるというデメリットがあります。既婚者同様に、実家で同居人がいる場合は固定費や食費などの把握がしづらく、自分一人の生活費に実際いくらかかっているかが曖昧になってしまうことが多いのです。

その点一人暮らしさんは、何にいくら使用したかという収支の透明化がしやすいのがメリット。長い目で見ると自分自身の家計管理スキルが身についているため、貯蓄面でも有利になっていくと考えられます。

まずは固定観念を捨てる!貯金のためにできるリアルな節約方法

リユース、リサイクルをフル活用!いらないものはお金に変える

一人暮らし女性が貯蓄をするためには、まずは現在かかっているお金を具体的に把握し、節約志向に切り替えていくことが大切です。女性の場合は衣類や化粧品など美容費に予想以上に多くかかっている場合もあります。

「シーズンごとに定価で好きな服を買う」「お気に入りコスメブランドの新作をチェックする」などの固定観念がある場合はいったん捨てて、フリマアプリやネットオークションを利用して、安くものを手に入れる方法を試してみましょう。

また、手元にあるいらない服や化粧品、アクセサリーなども一度見直してみてください。不要だからといって廃棄したり、リサイクルショップに持ち込んだりしてもあまりお金にはなりませんが、フリマアプリで販売すれば思った以上に買い手がつくこともあります。一点ずつは少額でもまとまると大きな額になるので、お部屋もすっきり片付く上に貯蓄の助けにもなるでしょう。

残ったら貯めようはNG!先取り貯蓄&袋分け管理がおすすめ

一人暮らしさんがすぐに実践できる節約術としておすすめしたいのが、「先取り貯蓄をする」ことと「袋分け管理」です。給料から必要経費を引いて、残った分だけ貯蓄しようと思っても、次の給料日前はいつもお金がない…という人もいると思います。また、何にどのくらいの金額を使っていないか把握していない人にも、この方法がおすすめ。

まず、お給料日に食費や娯楽費など、お金をカテゴリごとに予算設定し、袋に分けます。このときに貯蓄のお金も分けてしまいましょう。貯蓄カテゴリの袋には絶対に手を付けないようあらかじめ設定しておくことで、毎月決まった額の貯蓄が見込めます。

その他は「食費」「交際費」などのカテゴリに分けましょう。あとは、必要なときにその袋から使うだけ!とても簡単ですよね。アナログな方法だからこそ「袋にはあとこれくらい残ってる」と感覚的に残金を意識できるので、使い過ぎ防止にも役立ちます。残りのお金でやりくりする思考力も身につくでしょう。

お金の出口を一つにしよう!

もう一つは、「お金の出口を一つに定める」という方法です。支払い方法を、現金のみ、カードのみと特定することで、お金を何に使ったか把握しやすくなり、結果節約につながります。

おすすめはキャッシュレス決済。これなら、月々の支払額を自動で計算してくれるので、チャージ残高や支払総額も一目で把握できます。また、どこの店舗でどれだけ使っているかも一目瞭然。こちらも使いすぎ防止に役立ってくれること間違いなしですよ。

もちろん、現金やカードでもOK。現金の場合は、先ほどお伝えした袋分け管理にして、カードやキャッシュレスを使ったらその分現金を移して管理する方法がおすすめです。カードの場合は、リアルタイムで状況を確認できるアプリなどを設定するといいですよ。

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金谷 ひつじ

フルタイムワーママから、ライターに転向。買い物前にSNSで情報収集するのが趣味。 家事も育児も仕事も趣味も、まだまだ欲張りたい2児のママライターです。

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