【2020調査結果】学校教育で金融の勉強は必要?先のことを考える

【2020調査結果】学校教育で金融の勉強は必要?先のことを考える
マネーケア

機会があれば学びたい人が7割近くいることに注目

今回のアンケートで「お金について学んだ経験がない」と回答した人は7764人中5557人(72%)でした。この金融教育の経験はないが、機会があれば学びたいと考えている人に注目して結果を分析します。

お金について学んだ経験は?


図:筆者作成

大学生以上の回答者で機会があれば学習したい人は67%

お金について学んだ経験がないと回答した5557人のうち、「機会があれば学習したい」と考えている人は70%でした。そのうち高校・大学といった場で金融教育を受けるチャンスがある年代をのぞいた25歳以上の回答者を分析すると、67%の人が、機会があれば金融教育を受けたいと考えていることがわかりました。

お金について学んだ経験はないが、機会があれば学びたい


図:筆者作成

この、学校で学ぶ機会がほとんどない層の人が、お金について学習するにはどのような方法がよいでしょうか。「お金について学習するならどのような方法で学習したいか」という質問で需要が高いと分かったオンラインで学べる方法や、SNSでの検索方法を紹介します。

お金について学ぶチャンスは実はたくさんある

お金について勉強するにはセミナーに申し込んだり、難しい書籍を読み解いたり、学習のハードルが高そう…と考えている人も多いのではないでしょうか。実は学校以外にもお金について学べる機会はたくさんあります。

gaccoのオンライン講座

オンライン講座でお金について勉強する方法は、手軽にプロの声を聞けるのでとてもおすすめの方法です。例えば無料で学べるオンライン講座の「gacco(ガッコ)」ではマネーリテラシー、投資リテラシー、不動産リテラシーなど、お金に関わる知識を学習することができます。

SNSで検索する

金融や家計について投稿しているSNSをフォローして時事的な情報を得る方法もあります。「#株」、「#マネーケア」「#金融リテラシー」、「#ファイナンシャルプランナー」といったキーワードで検索するのも方法のひとつです。

マネリーライターの投稿を参照する

マネリーでも金融やマネーについての情報を多く発信しています。記事は大変参考になるのでぜひ読んでみてくださいね。

お金についての教育の拡充に今後期待!

今回のアンケートから、学校での金融教育の必要性を感じている人が多くいることが分かりました。お金について学ぶ機会に恵まれなかった層でも、大多数が金融教育の重要性に気がついているようです。

2022年からは新学習指導要領に従い高校の家庭科で資産形成に関する教育が始まります。加えて社会に出てからも情報をうまく仕入れることで金融学習は可能です。お金に関する知識や、資産の形成のノウハウは自分のためになります。まずはオンラインで、あなたも金融学習をスタートしてみてはいかがでしょうか?

kimmy

美容、コスメが好きな2児のママです。 営業職、秘書の経験あり。保有資格は高等学校教諭一種免許状(体育)、秘書検定2級、ファイナンシャルプランナー3級など。 ...

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