テレワークは暮らし方にも変化を与える!一人暮らしのニューノーマルとは

テレワークは暮らし方にも変化を与える!一人暮らしのニューノーマルとは
マネーケア

防音マンションへ引っ越したCさん

リモートワーク増加を機に、仕事がしやすい環境の整う部屋へと引っ越しをしたCさん(32歳/女性)。なぜCさんは、引っ越し費用をかけてまで引っ越しを行ったのでしょうか。

仕事柄、夜遅い時間にも会議が入ることが多かったCさん

エンタメ系の職業についているCさんは、仕事柄夜遅い時間にミーティングに入る機会が多かったそう。マンションに住んでいることもあって、夜遅い時間のミーティングは自分の話し声がまわりの住人の迷惑にならないかという心配を抱えていたそうです。

「夜遅くにミーティングがあるときって、まわりの迷惑になっていないか、いつも心配だったんです。イヤホンをしていると自分の声のボリュームがわかりづらくなるし、大きい声出しすぎていないかなって。レンタルスペースとかもありますけど、女性専用のところって少ないし、夜遅くに出るのも物騒だし…。
これからリモートでの仕事が定番になりそうだったこともあって、防音マンションへの引っ越しを検討しはじめたんです。」

仕事に集中するためにも、Cさんは防音設備の整ったマンションを探し始めたのです。

費用を節約しながら新しいマンションへ引っ越し

Cさんは一人暮らしだったこともあり、防音設備が整ったマンションへの引っ越しを早めに決断。とは言え、引っ越し費用などコスト面も考慮しながら進めないといけないため、友人などに相談しながら節約重視で引っ越しを進めたそうです。

「同じ業界で働く人の中には、転勤などで頻繁に引っ越しをする人も多く、引っ越し費用の節約術を相談する相手には困りませんでした。引っ越し上級者に教えてもらったのは、複数の業者に見積もりを依頼すること。言われたとおり複数の業者に見積もり依頼を出すと、各業者が競い合って勝手にどんどん見積もり金額が下がっていきました。
結局、予定してたよりも5万円ほど引っ越し費用を抑えることができましたよ」

友人に相談して、見事引っ越し費用の値下げ交渉に勝ったCさん。そう遠くはない場所への引っ越しだったこともあって、持ちだせる荷物は友人の車に乗せてもらって運ぶなど、とにかく節約を意識して引っ越しを進めたそうです。

仕事だけでなくプライベートの充実度もアップ

防音マンションに引っ越してからというもの、気兼ねなく夜遅くのミーティングにも取り組めるようになったというCさん。リモートワークの環境を整えるために実行した引っ越しでしたが、実はプライベートの充実度もアップしたそうなのです。

時間関係なく好きな音楽を好きな音量で聞けるようになったり、不規則な生活リズムでもぐっすり眠れるようになったりなど、自分が発する音に対してだけでなく、周囲の生活音など外から入ってくる音も気にならなくなったのだとか。住環境を思い切って変えたことは、Cさんにとってメリットだらけの決断だったようです。

今までの当たり前を見直すチャンスなのかも

今の時点では、リモートワークになったからと言って引っ越さないと回答している人が全体の7割に上りますが、この数字はこれからどんどん変化していくかもしれません。

特に、独身で自由に動けるうちは、今までの当たり前を見直す大きなチャンスが訪れている可能性もあります。今までの“当たり前”を見直して、自分が一番生きやすいスタイルで生活をしてみてもいいのかもしれないですね。

川西まあさ

フィットネスインストラクターや保険の法人営業などを経て、ライターとして活動中。 今まで経験したきたことをもとに、みなさんの”知りたい!”にこたえられる記事を...

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